糖尿病女性は性生活の満足度が低い(米国の研究により) [夜の性生活]

 米医学誌「Obstetrics and Gynecology」8月号には、糖尿病にかかっている女性では、糖尿病でない女性に比べて性生活に対する満足度が低いと発表しました。特に、インスリン治療を行っている女性で多く、これらの女性では腟潤滑困難(ぬれにくい)やオーガズム(絶頂)に達しにくいなど性的な問題を抱えている割合が糖尿病でない女性の2倍に上ったといます。

 カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者らが、40歳~80歳までの2270人の女性に、性生活に関する満足度についての意識調査のアンケート調査を行いました。このうち1006人はラテン系でない白人女性、486人が糖尿病と診断されており、139人がインスリン療法を受けていました。アンケート調査の結果は、糖尿病でない女性の19.3%が性的満足度が低いと答えたのに対し、糖尿病にかかっている女性の26%、糖尿病にかかりインスリンの投与を受けている女性の34.9%が、性的満足度の低さを訴えていました。

 これまでの研究では、性機能障害への影響は糖尿病になったことによる心理的要因が示唆されてきた。
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